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テクノラティプロフィール

久しぶりの映画館で、クリス・ウェイツが監督したニュームーンを観て来た。

お勧めの感想からいくと、泣けてきそうなほどうまく小説ニュームーンを映画で表現している。

映画館にはやくから駆けつけ開演を待っていたのは、中学生くらいの少女のグループと高校生が多かった。すでに昨日金曜に封切りになっていたので、うちの高校生の息子も友達から反響のよさは聞いていたようだ。昨夜ネットで観たニュースでも、ダークナイトの67百万ドルを超える初演興行73百万ドルの記録(MSNBC)。

すでにニュームーンを読んでいたから、よくできていると思ったのか、映画単独の出来がよかったからそう思ったのかと考えてみたが、特に本を読んでいなくてもまた前作を観ていなくても素朴に楽しめると思う。

逆に、まったくトワイライトについて前知識なく観たとしても、半分プライドと偏見のような文学的雰囲気(一部時間の経過表現が似ている)もあれば、アクション・シーンもバイク、クリフ・ダイビング、格闘シーンなど音響効果もうまくつかった出来だと思う。

本を読んでいて観た人だと、ニュームーンはエドワードに去られたベラが自暴自棄な生活を繰り返しながらウツな日々を送る箇所やジェイコブとだけのやりとりが延々と続く箇所をうまく映画では圧縮している。

トワイライト・シリーズでも、ニュームーンは一番難しい箇所だと(映画にするのに)思っていたので、クリス・ウェイツ監督にいっきに注目してしまった。

早くDVDが売りに出ないかとせっかちになる。


さて、登場人物についての感想。

ベラは、家族によるとプライドと偏見で名演技をみせたキーラ・ナイトレイ嬢を真似ているような部分があると。真似てというよりも、女性特有の情緒表現をスクリーンで観客に伝えようとするとああなのかも知れない。

エドワード。もしバンパイアでなかったら魅力激減してしまいそうなほど頼りになれないと思ってしまう。バンパイアらしくない心の葛藤を、バンパイアらしくない態度でみせているのが、普通の人間でないことを知ってもベラの対する感情をどこまでも彼女の近くでまっとうしようとするジェイコブと明暗を分けた印象をもった。

今回登場時間は短かったけれど、惚れ直してしまったのがアリス。こういう娘がいる家庭は明るくていいよなぁ、と彼女がジェイコブとやりあう場面まで緊張でなく場を明るくした。

次回(エクリプス)と最終(ブレーキング・ドーン)で(特にブレーキング・ドーンでのアクション・シーンほか)是非期待してみたいダコタ・ファニング演じるジェーン。今回のニュームーンでは、親分のアロがひかっていた。

ただ、このアロ役はバンパイアと狼族のロミオとジュリエット物語 アンダーワールドで狼人間(ライカン)だったマイケル・シーン。あれだけバンパイアに苦しめられていたのが、今回はそのバンパイアの親分として登場している。

ひとりごと

観にいく前に書いていたたわごとが以下。


何を期待してトワイライトの続編映画、ニュームーンを待っているのか。正直なところ、日によってその理由は変わってきているように思う。

小説オリジナルのストーリーから変わった展開にならない限りは、ベラとエドワードの二人の関係がどうなるのかもどういうエンディングなのかも分かっているのだから、映画で小説を読みながら浮かんだイメージがどのように表現されるのか、映画トワイライトで登場した俳優たちがどのように演技するのかを
観たい、あわよくば小説を読んで感じた何かを映画で自分の中で再現できればという期待、かな。

公式サイトは、ニュームーン/トワイライト・サーガ(日本)、YouTube - OfficialTwilightFilm's Channel (英語)とか。

ボクの住んでいるところだと20日(金曜)に封切りなので、土曜21日に家族で観にいこうという予定にしている。

偶然、お店で買ってきたDVDが「HEROES/ヒーローズ」(アメリカのtvドラマシリーズのヒーローズと関係があるのかどうかは知らないけれど)。超能力をもった登場人物が、超能力者を組織するディヴィジョンと戦うというアクションもの。テレビのヒーローズのストーリーと似せてあるし、ミラ・ジョヴォヴィッチの「ウルトラヴァイオレット」のアジア版(じゃないけど)や「ナイト・ウォッチ」(ロシアの作家の書いたファンタジー小説が原作の映画)、アンダーワールドのような印象もあったりで、こういう映画ばかり観ていると普通の人間じゃいけないのかと思えてしまえそうなくらい普通の人間じゃない場面ばかりだ。

で、買ってきたヒーローズ(DVDではheroesとあるけれど、原題はPUSHのようだ。まぎらわしい)に、クリス・エヴァンス(ファンタスティック・フォー)、カミーラ・ベル、宇宙戦争のダコタ・ファニングがキャシー役で登場していて、日本語では「PUSH 光と闇の能力者」というタイトル。

個人的にこの手の映画作品が好きだということは、普通の人間でいるのが飽きているのか、単なる空想願望が強いだけなのか。

正直、形は違うけれど現実社会でもこうした映画のストーリーが現実に起きている気がすると思うのはボクだけだろうか。ただストーリーで大きく違うのは、映画で正義の味方っぽく悪をやっつける人物は少なく、大半はいつまでも正義の味方は登場しない。

例えば、会社。厳密には悪者というわけではなくても、あくまでも個人のエゴをうまくカモフラージュというか立場を悪用して自分だけ得しているひととか。

支配、被支配という構造が、社会を円滑に機能させるためなら支配・被支配というイメージは少なく逆にもちつもたれつな関係ですむのだけれど、社会のためではなく特定の個人の便宜のために目的の本質がどこでどうつながっているかを無法に隠蔽、混乱させることができるという構造をもつ企業だと、
社会のためにどうこうアピールされてもしらけてしまうのが本音。


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