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2005年3月の、そこが知りたい!検索エンジンの裏側でも言及のある、 long tail。

ロングテールと比した、パレートの法則と対にしてイメージつかみやすく説明されている。

グラフでみるなら、ロングテール現象あたりがわかりやすい。 

ウィキペディアだと、ロングテールのビジネス分類がいい。

提唱者のアンダーソン氏 (Chris Anderson、Wiredの編集長) のブログ、The Long Tail。彼の自己紹介のページによると、ロングテール・セオリーがWiredに登場したのは2004年10月、そして2006年7月に出版されたとある。書籍としてのThe Long Tail


いつだったか、ロングテールのことを調べたことがあって、ボクなりに理解した範囲でどこかに書いた気がするけれど、どこだったか、なくなったサイトに書いたものだったか、忘れてしまった。

ここでスケールフリーとロングテールは同じかどうかという質問に答えたことはあった。

ということで、マーケティングというよりもサイトへのアクセスに焦点をあてながら頭の中を整理しなおしてみる。

長いしっぽ論は、「長く」ないと意味がない。「どこまでも延々と続く」長いしっぽ状にみえるほどメジャーなサイト以外からのアクセスが果てしなく帯から線へとなるくらいアクセスがあると、棒状の帯を形作る検索エンジンからのヒット部分を20%、その他の経路によるアクセスのトータルが80%という姿に近づくように思う。

こうういった姿が、アクセスアップ理想論考察で書いた理想な姿であったりもする。

この理想的な姿に一番近いのが、Yahoo.co.jp でこのページのWhere do people go on yahoo.co.jpの分布をみると、何となくイメージしてもらえるように思う。

Yahoo.co.jpへのアクセス全体の16%のみが、検索としての利用で、その他はオークション(19%)、ヤフーメール(14%)等々の多数の利用「目的」にちらばっている。

Yahoo.co.jpへアクセスする経路が16%は検索からということではないが、ヤフーへのアクセス元分布はみたことがないから、利用目的を参考にしてみた。


ロングテール論で言われる効果を享受できるサイトかどうかは、ユーザーにとって多岐にわたる利用目的をもったサイトであるかどうか、もしくは無数のユーザーを有することが是非である仕組みをもっているかどうかからはじまる。

そのいずれでもないのであれば、アクセス元がロングテールな状態になり得ない(ほぼ無理だろう)から、パレートの法則寄りなヒットを狙うことが多いのだろう。SEOするというのは、このパレートの法則的な部分を「検索エンジンからのヒット」に見出そうというふうにもみえる。


つまりは、サイトの構造によってロングテールな法則をあてはめられる(検索から20%:検索以外から80%)可能性をもてるかどうかが定まるようにも思う。


極端な例でいけば、「SEO」(アクセスアップ系のテーマも含んだ)がサイトの80〜99%メインテーマであるサイトが、ありふれた内容だけしかもたずにロングテール効果を得ようとすることはほぼ無理。固有のユーザーを抱えることができるような検索エンジン以外からのアクセスが発生するネタをもたないなら、余計SEOすることばかりに力をいれるしかなくなるというパターン。

ちなみに、SEOを主テーマにしたサイトでも、固有ユーザーを獲得することができるアイデアとして、他では入手しにくいSEOニュースを「ブログ」等(要は、RSS配信できる形)で配信するとか、もしくはアフィリエイトASPっぽくアフィリエイターをユーザーとしてもつ等のアイデアはある。

テーマは同じSEOなのに、あちらはアクセスが多そうなのに、こちらはさっぱりという理由は、あんがい簡単に理解するは可能だったりする。ただし、対抗するのにどうするか、どうできるかはまったくの別問題でもあったりする。

サイトへのアクセスというものを、どのくらいの時間、期間でみるかでも随分違ってくる。パレート型アクセスアップでしかないなら、観測する時間が長くなればなるほど、不安定要素が強くなり、ロングテール型のアクセスだと安定感がより強くなっていく、そう思う。


こういう観方も、いくつかあるアクセスアップというものを考える観方のひとつでしかない。

もちろん、SEOしかり、SEO以外のアクセスアップもしかりで、アクセスアップ論はそもそも結果から導かれるものであることが多い。

結果として、サイト rookieへのアクセス数をちょっと並べておく。サイトの主要なページにおける解析分なのでサイト全体100%ではないけれどイメージはつかめると思う。

2006年ユニーク数ページビュー数検索エンジン内 Google
1月5,5479,61520.4%84%
2月5,8439,73629.7%82%
3月7,02311,81726.8%81%
4月7,90314,37529.9%79%



幸いなことに検索エンジンからのアクセスは全体のアクセスの20〜30%、おもにGoogle経由のアクセスがほとんど。Yahooからのアクセスが増えると、検索エンジン経由のアクセスが占める%は一時的に増えるかも知れないが、ページビュー数の伸び率はユニークより高い傾向にあるのと、検索エンジンからのアクセスが増えれば増えるほど全体のユニーク・アクセス数、ページビュー数も増える傾向も感じられるから、20〜30%検索エンジン:80〜70%検索エンジン以外というアクセス元分布は変わらなさそう。

絶対アクセス数がそれほどないから、あまりインパクトがないけれど、このブログ(ぬきうちブログ)でも検索エンジンからのアクセスは全体のアクセスで20〜30%を占めている。



個人的な考え方であるけれど、SEOありきではもったいないというのが、最近思うアクセスアップ考。にもかからわず、SEO関連のネタをブログるのは、SEO命だからではなく、ゲームとしてのSEOはやけにおもしろいから。

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