小田和正の「言葉にできない」という歌をネルさんが歌っている。
2007年、なぜか印象強く残った歌。YouTubeで"言葉にできない"で検索すると、
このくらいでてくる。
なぜだか、その中からネルさんが歌っているのをうえに貼り付けた。
「言葉にできない」のに、これほど何かをぐいっと伝える歌はないんじゃないだろうかと思った。
言葉にしてしまうことで失くしてしまう何かを、心の目と耳でしっかりつかんでおかないと、
「しょうがない」って台無しにしてしまう。
いろいろな意味で「言葉にできない」と表現することはできるけれど、言葉を失う場面に遭遇
するその瞬間は時間も止まってしまいそうだ。
嬉しくてそうなる時は、ボクの場合は子供だろうか。
悲しくてそうなる時は、悲しいことが多すぎてもうそんな感覚が麻痺してしまいそうなくらい。
そんな中で、先日駅のかどっこで年老いたおばあさんが笑顔で靴磨きをしているのをみた。
靴をみがいてもらっているのは、どこか地方が上京してきている青年だったろうか。
おばあさんに笑顔で何かを語り、おばあさんも笑顔で会話している姿のふたりだった。
会話は聞こえなかったけれど、寒さにかじかむ脚をビニールで覆いながら、青年の靴を
みがくおばあさん。どこかで一生懸命働く息子のことでも思い出させるような会話だった
のだろうか。郷里に残る母親か祖母のことを思い出しながら、おばあさんとの会話で
心もみがいてもらっていたのだろうか。
この12月は、そんな光景やボク自身も心暖まるそして元気づけられる会話をもった
師走となった。心で通じる会話には言葉そのものの重要さは決して及ばないもの
だろうと思いながら、2008年を迎えた。
ブログも文章だけでなく、音声そして動画と伝達手段や発信内容をますます進化
させながら過ぎていった2007年だったけれど、技術的な進歩のみによどむことなく
ユーザーそれぞれの感受性やこうした個人メディアの向こう側が見えそしていくばくか
の配慮や思いやりが進化、進歩する年として2008年は人間らしい片鱗を感じさせる
技術進歩が話題になる年になるといいなぁ、
なんて思ったりする。
紋切り型で終わる新年の挨拶でなく、
言葉にしなくても通じる思いを家族、友人に感じてもらえる行動や
思考できるよう長いようで短いかも知れない人生だから
精一杯がんばろう、
ってなとこだろうか。
まずは、ありがとうから始まる一年で皆さんにとっていつもよりも
暖かい心を育めた年になりますように。
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